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低血圧と高麗人参

「高麗人参は血圧を上げる」と言われてきましたが、同時に血圧を下げる効果もあることは、「高血圧と高麗人参」の項に書きました。
もともと、高麗人参が血圧を下げるときと上げるときとは、身体に対する働き方が少し異なります。

そもそも低血圧とは、35歳未満では上が115~95、下が70~65以下、35歳以上では男子が上115以下、女子が上105以下の場合を指します。
低血圧のタイプはいくつかありますが、最も多いのが高血圧と同じく「本態性低血圧症」です。
副交感神経が緊張状態にある状態です。

本態性低血圧症の自覚症状として、頭重感、頭痛、めまい、脱力感があります。
副交感神経が緊張状態にあるため、脈拍数や体温が低くなる傾向があります。

副交感神経が緊張しているということは、身体は目覚めていても活動の体制が十分でないという非合理な状態と言えます。
ここで交感神経を正常に賦活させてやれば、相対的に副交感神経は弛緩して、低血圧症の症状も和らぎます。

このような交感神経と副交感神経のバランスがうまく取れていない状態を、「自律神経失調」と言い、低血圧だけでなく、心身にいろいろな不具合を起こす、看過できない状態と言えます。

高麗人参は交感神経と副交感神経のバランスを取る効能があるので、高麗人参の服用により副交感神経の無用な緊張がほぐれ、同時に交感神経が十分に働いてきますので、本態性低血圧症は改善に向かいます。

このように、高麗人参は血流を促進し、低血圧を改善します。
何度か言ったことですが、高麗人参は高い血圧は低くし、低い血圧は高めてくれるという、摩訶不思議な働きをするのが最大の特長と言えます。
想像に難くないように、自律神経に対しても、交感神経が勝ちすぎるときはこれを鎮め、副交感神経がうまく働いていないときはこれを活性化し、またその逆もあるわけで、常に服用する人の身体の状態に合わせて作用するのです。

なお、低血圧に伴う頭痛などの自覚症状を直接緩和する作用は高麗人参にはありません。
自覚症状の原因になっている自律神経のアンバランスを修正するという「根本療法」が高麗人参の働きの本質です。