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心臓病と高麗人参

狭心症や心筋梗塞といった代表的な心臓病は、「血栓」が原因で起こります。
昔は心臓病と言えば、弁膜症や先天性心疾患が多かったのですが、昨今では上記のような「虚血性心疾患」が目立ってきました。

血栓が原因で起こる虚血性心疾患、すなわち狭心症や心筋梗塞は、要するに、血液が固まってはいけない場所で固まるという出来事が原因ということになります。

切り傷などが出来ると、血液は固まって傷口をふさごうとする働きがあります。
まず血小板が固まって傷口をふさぎ、次に血液中に含まれるフィブリノーゲンが、トロンビンという酵素によって繊維化し、赤色血栓を形成します。
これで傷口はよりしっかりと固まるわけですが、実は、ストレスによってこの血栓が血管中のあちこちで生成されることがわかっています。

血栓は血管内にこびりついて血液の流れを妨げ、ひどくなると完全に血液の流れを止めてしまうことがあります。
これが心臓で起これば、たちまち命の危険にさらされます。

心筋への血流が妨げられると狭心症、心筋中の血流が妨げられると心筋梗塞を発症します。
これらの病気は突然起こるものではなく、生活習慣が大きく影響すると言われています。
高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙がその危険因子とされ、直前の状態として過労や過度のストレス、睡眠不足なども指摘されています。
つまり、血管が老化し血液がドロドロの状態にあって、その上にストレスがかかり多数の血栓ができるため、それが心臓を襲い大事に至るというわけです。

高麗人参は、血流を促進し、血管を強化する作用を持っていることが知られています。
具体的には次の2つがあります。
◆血小板凝集抑制作用
高麗人参には血小板の凝集を妨げる働きが明確に認められています。
こうした働きが高麗人参のサポニンにあるらしいことまではわかっていますが、具体的な物質名などは解明されていません。
◆血栓溶解作用
高麗人参はウロキナーゼを活性化させ血栓を溶かす作用があります。

このほかにも、高麗人参は血液をサラサラにし、血流をよくするので、末梢神経を拡張し、心臓の負担を減らす作用があります。