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高麗人参とは

高麗人参(学名Panax ginseng C.A.Mey.)は朝鮮人参とも呼ばれ、韓半島(朝鮮半島)原産の植物です。

本来は単に「人参」と呼ばれますが、野菜のニンジンと区別する目的もあり、わが国では「御種人参(おたねにんじん)」とも呼ばれます。
「御種」とは、高麗人参の「種」の尊称で、5代将軍徳川吉宗が、朝鮮半島から高麗人参の種を入手し、各藩にこの種を配り栽培を奨励したことから来ています。

なお、高麗人参は野菜のニンジンとはまったく異なる種であり、根を食するという類似性から、高麗人参渡来よりも後になって、野菜のニンジンを「人参」と呼ぶようになった経緯があります。

高麗人参は、原産国の韓国では単に「人参」と呼ばれていますが、日本のほうで「高麗人参」という呼び名が普及しているため、日本向けの「人参」には「高麗人参」というラベルをつけることが多くなっています。
つまり、「高麗人参」は、韓国ではなく日本で作られた呼称です。

高麗人参は、その根に薬効があることで知られ、官報の世界ではもちろん、西洋医療の分野でも広く認知されています。

高麗人参はいわゆる「万能薬」として2千年の歴史がありますが、栽培は比較的困難とされ、初めて人工的な栽培に成功したのは18世紀初めの李氏朝鮮とされています。

現在は高麗人参の約70%以上が韓国と中国で栽培され、わが国でも栽培されている所があります。
栽培には4年かかるとされ(四年根)ますが、六年根というものもあります。

野生の高麗人参のほうが栽培ものよりも薬効が高いとされますが、野生の高麗人参は韓国でもかなりの高値で取引されています。

高麗人参は天日で乾燥させて用いますが、皮をはいで干したものを「白参(はくじん)」、皮をはがずに蒸篭(せいろ)で蒸して乾燥させたものを「紅参(こうじん、べにじん、べにさん)と呼びます。

有用成分は高麗人参の根に含まれるジンセノサイドというサポニン群で、糖尿病動脈硬化、滋養強壮に効能を持つとされています。
血圧を上げる効果もあるので、低血圧の改善に効果があるとされています。
そのため高血圧の人は摂取すべきではないということになっていましたが、血圧を下げる効果もあるという報告もあり、総合的な血圧正常化効果があるようだということが分かってきています。

こちらの高麗人参の効果と効能も、とてもわかりやすいので、ぜひご覧ください。